石井完治さんと静沢真紀さん

失礼ではあるが、この存じ上げぬミュージシャンのお二人をライブに招くにあたっては、人とのつながりを強く感じた。

まず、福島で活躍しているスーパーギタリスト松本林君から、米沢音蔵のはらやんを紹介された。
彼らの東北二人旅を企画しているので郡山でもやらせてほしいと言われた。

うちの郡山フォーク酒場6575では、ちょうどプロナイトを企画中だったので、デモを聴いて開催を決め、お呼びした。

ライブを聴いてアーティストの職人技とその人情味に惚れて、その場で仙台唄屋のサニーに電話した。弘前からの帰り道に仙台でも開催してほしいとお願いした。

デモも聞かずにボクを信じてくれたサニーの計らいで3日前に急きょ仙台公演が追加決定した。

それらの事情をすべて知っている石井さんから、ツアー終了後にご丁寧なお礼の電話をいただいた。

仙台のサニーからも紹介したことへのお礼の電話をいただいた。

アーティスト自身が人と人とのつながりを理解し、それに感謝していれば、活動の場はどんどん広がるといういい例である。

東北も捨てたもんじゃない。
  


Posted by cozyikinari at 2008年04月29日15:41
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そば通

お気に入りの晩酌セットがある。
郡山駅前の「こまち」だ。つきだしに静岡の新鮮な刺身と天ぷら。閉めは、地元泉崎村のそば粉を使った十割三たてのそばだ。
挽きたて、打ちたて、茹でたてのそばを肴に日本酒でいただく。これがライブ前のパワーになるんだよね。
小野のこまち伝説がある小野町ご出身のマスターと女将さんがやってる。  


Posted by cozyikinari at 2008年04月20日00:22
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昭和レトロ

まるで映画・三丁目の夕日のセットの中にいるようだ。

あだたらフォークジャンボリーの打ち合わせで訪れたぱっぱ屋という名の居酒屋。

ここでは、古い映画館に貼ってあるポスター、黒電話、アース製薬のホーロー看板、壁掛け時計など懐かしいものに囲まれながら昭和30年代体験ができる。

仲間でお好み焼きや焼きそばをつつけば話しもビールもすすむこと間違いなし。  


Posted by cozyikinari at 2008年04月16日12:06
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常呂の民宿

20年前、北海道あばしり流氷まつりに、我がバンド・ストリートダンサーのプロモーションで行った時。裸足で凍ったステージに立った覚えがある。当時はメンバーの誰が一番長く立っていられるか競い合ったりしてた…(笑)。


それよりさらに4年前。

サロマ湖の近くにある常呂町に行った。宿泊するには民宿しかなく、確か居酒屋を併設した秋田屋さんという名の民宿に泊まった。

夜になり、土産屋を探せなかったのでスーパーでスジコをみやげに買った。持ち帰ったが部屋の中はストーブをがんがん焚いていて痛んでしまうので冷蔵庫をお借りした。

一階の居酒屋であぶったイカを肴にぬる目の燗ざけを呑んでほろ酔い加減になったから床についた。

翌朝、秋田からの移住なのだろうかキレイな秋田弁を話すご主人が網走空港まで送ってくれた。

旅は終わり東京に着いた。


その2週間後、いきなり現金書留が届いた。その中には現金が入っていた。

「お客様のスジコは当方で処分させていただきました。つきましては、代金をお返しいたします。」

それはすっかり忘れていたスジコの代金だった。

ご主人その節はご親切にありがとうございました。  


Posted by cozyikinari at 2008年04月09日10:10
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仙台フォークフェスティバル(案)

この夏、仙台市を舞台に東北6県からフォークのアーティストやバンドを招く一大フェスティバルが開催される。
この日は、事務局の唄屋さんにスタッフが集合し、開催に向けての実行委員会が開かれた。

仙台といえばジャズフェス。70万人もの動員を図るビッグイベントに成長したが、フォークの出演者たちはなぜか街の隅でひっそりと歌っているらしい!?
で、それはおかしい?と立ち上がった男が唄屋のサニーさん。なぜかボクを兄貴と慕ってくれている。
この夜は彼に呼ばれてボクcozyのライブだったはずが、2ステージ目を返上してミーティングに変更(笑)
しまいには副会長なんて肩書きまでいただいちゃったりして(いいのかなボクなんかで…?)

この席で熱くまだ白紙のフォークイベントを語るスタッフたちは、みんなここのお客さんで様々な職業を持っている。
話し合ってるうちに誰が何が得意分野だか見えてくる。開催に向けていいアイデアがどんどん出てくる。
とにかく成功させたいとの熱いチカラがここにはある。それがなんだかうれしい。

このブログを見ているフォークファンのみなさん!実現したらぜひ見に来てくださいね!  


Posted by cozyikinari at 2008年04月07日17:36
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レジーナの森

福島県天栄村にある一大リゾート。
レイクレジーナを囲んでレイクサイドヴィラ、星が見えるドームコテージ、テニスコート、別荘、温泉、レストランなどがある。

約10年前、Aさんが社長として東京から開発運営を担当、地元にパイプを作ってオープンさせた後、東京へ転勤された。

オープンの日、ボクのカントリーバンド・テンガロンズが湖畔で「ブルームーン・オブ・ケンタッキー」を演奏をした記憶がある。

この春A氏は親会社の取締役になって帰ってこられた。それを祝したパーティーが開かれご招待を受けたので、マーチンを持って駆けつけた。

星空の下、あの日の思い出の曲「ブルームーン・オブ・ケンタッキー」を歌うことができ、A氏にも喜んでいただけた。

こんな形で再会できるなんて、人の縁というものはとても不思議ですね。
  


Posted by cozyikinari at 2008年04月06日12:16
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CDショップのエリッククラプトン

デビュー前、ヤマハのクラビノーバを商品説明するデモンストレーターをやってた頃。

場所は東京銀座山野楽器店頭。

ロック、ジャズ、ブルース、ボサノバ、サンバ、レゲエなどと様々なリズムでバリエーションを変えて演奏していた。

ある日、「アイ・ショット・ザ・シェリフ」をレゲエのリズムで弾いてると、目の前にベンツのリムジンが止まった。

降りてきたのは、なんとエリッククラプトン!

えっヤバっと思い、すぐに「星に願いを」に曲を変更(笑)

店内は突然の外タレの来客に騒然。

大ファンのボクもおそるおそる近づこうとチャレンジ。ついに彼と50センチの距離まで接近することに成功。

でも、いざ近づいてみたら、なにも話かけられない。そんなオーラに包まれていた。

そして彼と目と目が合った。
まるで時が一瞬止まったような瞬間だった。

そこで心の中でこう叫んだ。

「やぁエリック! 君のギターはイカしてるね。今度ハブ・ユア・ラブド・ア・ウーマンをジャムろうぜ」

ギターの神様が頷いてくれたような気がした。
  


Posted by cozyikinari at 2008年04月06日11:29
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カマカのウクレレ

言ってみればこのメーカーのウクレレはギターでいうマーチンだろうな。

たしか74年に初めて家族旅行で行ったホノルルで父が購入したものだ。

ウェットな感じがして生前の父と楽しんだあの頃の古き良きハワイを思い出す…。

いまもそんな音がする。

若いスタッフが興味を示してくれた。

いきなり、フォーク酒場6575が真夜中のウクレレ教室になった。
  


Posted by cozyikinari at 2008年04月03日11:04
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ブログ開設しました

粋成浩児の粋なワールドをテーマに、
粋だな!
イカすな!
いい人だな!
いいモノだな!
なんてボクが出会った感覚を話題に、
日記にしていけたらいいななんて思ってます。

どうそよろしくお願いします。  


Posted by cozyikinari at 2008年04月02日20:16
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