常呂の民宿

20年前、北海道あばしり流氷まつりに、我がバンド・ストリートダンサーのプロモーションで行った時。裸足で凍ったステージに立った覚えがある。当時はメンバーの誰が一番長く立っていられるか競い合ったりしてた…(笑)。


それよりさらに4年前。

サロマ湖の近くにある常呂町に行った。宿泊するには民宿しかなく、確か居酒屋を併設した秋田屋さんという名の民宿に泊まった。

夜になり、土産屋を探せなかったのでスーパーでスジコをみやげに買った。持ち帰ったが部屋の中はストーブをがんがん焚いていて痛んでしまうので冷蔵庫をお借りした。

一階の居酒屋であぶったイカを肴にぬる目の燗ざけを呑んでほろ酔い加減になったから床についた。

翌朝、秋田からの移住なのだろうかキレイな秋田弁を話すご主人が網走空港まで送ってくれた。

旅は終わり東京に着いた。


その2週間後、いきなり現金書留が届いた。その中には現金が入っていた。

「お客様のスジコは当方で処分させていただきました。つきましては、代金をお返しいたします。」

それはすっかり忘れていたスジコの代金だった。

ご主人その節はご親切にありがとうございました。


Posted by cozyikinari at 2008年04月09日10:10
Comments(2)
この記事へのコメント
その秋田弁のご主人こそ、のちの唄屋マスター、サニーさんその人であられた。。。
Posted by Brian at 2008年04月09日 11:44
Brian

あっそっか!おもしろいねぇ。
もしそうだったら。

でももっと貫禄があって丸顔だったよ(笑)
Posted by cozy at 2008年04月09日 12:23
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